ご本人からのコメントにより,この記事には一部行き違いによる嘘があることがわかりました。そのため,訂正・加筆を行いました。delタグ内が訂正前・insタグ内が加筆・訂正分です。ご了承下さい。
ふたり合わせて,「た〜らこゆ〜で〜すっ!」
というわけで,傍若無人なのにおセンチな「たらこキユーピーちゃん」を2体捕獲しました。以下,この記事では,完全にキユーピーアヲハタグループの回し者状態になっています(^^;。
9月30日の昼休み,この記事を見かけたぼくは,「たらこ」のキュートさにやられてしまいました。で,翌日の10月1日,池袋三越で行われていた,「キユーピーズ・キッチン」に行ってきたのです。これは,「キユーピーマヨネーズ」の発売80周年記念事業の一環として開かれた企業イベント。具体的には,次の通りです。
- 1階では,製品史・懸賞非売品・CM撮影セットの展示やグッズ販売を行う。
- 地下1〜2階では,食品売り場の既存店舗と連携して,キユーピーアヲハタグループの製品と,それに合わせる食材を売る。
…とはいえ,同記事の通り,ほとんどの見物客の目当ては,特別懸賞・「キュピコレ」の実物展示と,「キユーピーあえるパスタソース・たらこ」のCMキャラクター・「たらこキユーピーちゃん」。地階まで足を運ぶお客さんは,あまり見かけませんでした。
ぼくはといえば…キユーピーアヲハタグループ各社のサイトで予習をしていて,秋冬限定の「冬だいだいママレード」が欲しくなったため,1階と地下2階に足を運びました。
キュピコレ
キユーピーファン,キューピー人形のファンであれば,誰もが憧れるであろう,キユーピー恒例の特別懸賞品・「キュピコレ」。要するに,キユーピーちゃんに毎回違う衣装を着せ,小物類もばっちりそろえて一式プレゼントする,というやつです。これはこれでかわいいんですが,ぼくの今回の最大のお目当ては,「たらこキユーピーちゃん」なのでした。「キュピコレ」は,クロサワさんが好きそうで,撮影もOKだったので,何枚か適当に撮っておきました。
たらこキユーピーちゃん
いよいよ,念願の「たらこキユーピーちゃん」との逢瀬です。その前に,「たらこキユーピーちゃん」の傍若無人ぶり(笑)とおセンチさをご存知ない方は,公式CM紹介ページ・「キユーピーチャンネル」で予習されることをお勧めします。
今回の目玉は,CMで使用された,左右に揺れる「たらこキユーピーちゃん」の群れ。(→一応動画もアップしました。1.5MB,要QuickTime。揺れるのはラスト10秒くらいです。)CMでは,故郷の海の前で一人涙を流すたらこちゃんを励ましている仲間たち…それが目の前で揺れる!それを見て,いい年をしたオッサンが,一人でニヤニヤしているわけですよ!きしょっ!
説明員のお姉さんが…
下から見上げて撮ってあげると,ますますかわいいですよ。
…と。うん,確かにかわいい。
グッズの目玉も,もちろん「たらこキユーピーちゃん」。ぬいぐるみと,(まだ予約段階ですが)抱き枕がありました。写真は,抱き枕のアップです。これらは,元々懸賞品だったものをリメイクしたんだそうですが…確かにこりゃ欲しいわ(笑)。ただ…抱き枕は,たらこ色の産着を着せた赤ん坊に見えるんですよね。抱っこして「おお,よちよち」としてしまいそう。人形・抱き枕共,グループ直営の通販サイトで購入可能です。
地下2階・アヲハタブース(1)
地下2階・食品売り場のレジの脇に,兄弟会社・アヲハタのジャムブースがありました。ここで,冬だいだいママレードの事を聞くと,今回は持ってきていないとの事。がっかりするぼくに,スタッフのおじさまが色々勧めてくれます。男性客が珍しいのかなぁ。話しているうち,その方が(デパート側の販売スタッフやアルバイターではなく)アヲハタでジャムの開発をされている方製造に携わっていた方,が正解。だという事がわかりました。男性相手ということもあってか,開発の裏話も多めだったのでしょうか(笑)(→そんな事は無いそうです。ジャム好きの女性の皆様,ご安心を。)。例えば…
「売れないだろうな…」と,職人の趣味で売り出したラズベリージャムが予想通り不評だった。(元々ラズベリーは味の個性が強くて,好みが分かれるのを覚悟で売り出したら,悪い意味でその通りになってしまった,とのこと。)(→聞き取りに行き違いがあったようです。ご迷惑をおかけしました。)
- 定番のオレンジママレードでは万人向けに苦味を抑えている分,冬だいだいママレードでは苦味強めの大人専用に仕上げている
…等々。ぼくとて,業種は違えど開発研究員ですから,こういう話は非常に面白くて!
地下2階・アヲハタブース(2)
冬だいだいママレードがない替わり,同社の家庭向けフルーツジャム/ソースでは最高級品のブルーベリーソース・「Sweets」を買って帰ることにしました。デパート・生協高級スーパー(「成城石井」等。聞き取り違いでした。)専売品で,スーパーでも通販でも手に入りません。せっかくデパートまで来たのだから…ということで,ちょっとぜいたくを。試食の感想は…お世辞抜きに,むちゃくちゃうまかった!工業品でここまでできるなんて…とびっくり。逆に,品質管理を完ぺきにできる工業品だからこそ,ここまでできるのかも知れませんね。おじさまの言う通り,ジャムに比べて糖度を抑えている分,粒がしぼんで固まらずにいるので,非常にみずみずしく感じます。スーパーでも買える超低糖度ソース・「スーパーフルーティ35」との違いは,矯味に砂糖を使うかどうかで,「スーパー…」では砂糖不使用にこだわり,「Sweets」では味に勝る砂糖を使っている,とのこと。しかし,価格もびっくりで,実売ベースでも同社の売れ筋・「55シリーズ」の3倍します。まぁ,3倍といっても,180円が500円になる程度の,ささやかなぜいたくですからね。こんなのも,たまにはよいでしょう。
再び1階で福袋
1階では,同グループの商品福袋が売られていました。これも買ってみました。が…中身は,既に愛用中の「パスタのためのオイルソース」だったり(しかも味まで同じ!),独り者には使い辛い「2〜3人前」用の和え物ミックスだったり…ちょっと微妙でした。底をよく見ると,6cmのキユーピーちゃん人形が。
そして夕食
…ええ,予想通りのベッタベタの夕食となりましたとも。
主食はもちろん,スパゲティ100gに「キユーピーあえるパスタソース・たらこ」を1人分。澄まし汁と,いんげんのピーナッツ和え(買い置きの冷凍いんげんを茹で,福袋に入っていた和え物ミックスをからめて出来上がり。)。それを見つめる「たらこキユーピーちゃん」。
和む…。いい年をしたオッサンなのに…。