4か月ぶりに、生の辻さんを観てきました。「ハロプロパーティ!」郡山昼公演です。客の入りは、一般席が8割・ファミリー席はガラガラ。けれど、それくらいでちょうどいいのかも知れません。1000人のホールを満員にして、オークション業者やダフ屋に儲けさせるよりは、2000人のホールでそこそこ空き席があり、みんながプロパーで見られる状態の方が健全でしょう。
往時のように、体系立ててライブレポートを書くことはできなくなってしまいました。以下、ネタバレありでばらばらと。
新曲がないうえ、持ち歌も封印されている辻さん。後藤さん・石川さんたちの持ち歌も、積極的にチェックしているわけではないので、今回は歌と踊りを単純に楽しむしかない状態でした。
そして……一時はガリガリちゃんだった辻さんに、いい意味で丸みがつき、非常に色っぽくなっていました。それでも、他の出演者が、後藤さん・石川さん・三好さん・岡田さんですからねぇ。周りには、そびえ立つ美峰たち。「カッチョイイぜ!JAPAN」の「だっちゅ〜の。」ダンスの時、辻さんはボーカル担当でダンスは免除。相手が悪過ぎます(笑)。
選曲・演出など、合同ツアーをうまく仕上げる方法論がようやく整ったのだなぁ、と感慨を覚えます。去年の「ハロプロパーティ!」なんて、ノッケから石川さんのファンに喧嘩を売ってきましたからね(^^;。今年の演目は、安心して聴けます。辻さんが持ち歌をはく奪されている分、娘。や松浦さんなど、後藤さん専門・「美勇伝」専門のファンでもある程度理解できる曲も多かったと感じます。例えば、松浦さんの持ち歌は、「あややになってみたい」と常々公言している上、自身の持ち歌は凍結されてしまった辻さんに任せてしまえば、角を立てずに披露可能です。また、歌唱の軸に後藤さんがいることで、非常に安心できます。例えば、後藤さん中心の「大阪 恋の歌」を聴けましたが、娘。コンでの高橋さんのソロ歌唱と重ね合わせて味わうと、またいい感じ。残念なのが、「PETボトル持ち込み禁止令」。恐らく、「遠慮はなしよ!」で無茶したヤツがいたのでしょう。ただ……娘。のナンバーは、もう少し古めのを持ってくれば、地元のお客さんも思い入れが深いヲタ客も安心できたのかも知れませんね。(しつこいですが)「持ち歌凍結」の憂き目にある辻さんのためだとはいえ、「涙が止まらない放課後」は、(特に紺野さんのファンのために)もう少し娘。だけのものにしてやりたかったなぁ、と思います。
辻さんと石川さんには、「物語の語り部」としての期待も持っています。それがかない、号泣してしまったのは、MC替わりのオルゴール
……流れてくるのは「愛の園」。それを、往時のメンバーでもう一度聴けたら、と思ってきました。辻さん・石川さんに、ニュートラルな後藤さん・三好さん・岡田さん……号泣。