おっぱい!おっぱい!
点滴処置室に泊まっていたカミさんですが、4月30日にはようやく個室に移れました。シャワーが共同である他は、電話があり、テレビ・冷蔵庫は差額代だけで使い放題。野戦病院からビジネスホテルへ三段階昇進した感じです。それ以上に、個室なら昼間を娘と一緒に過ごせます。連休中に済ませなきゃいけない書き仕事があったんですが、それは後に回して、ふにふにしている娘を見てにやにやしているロリおやじ。
5月3日に無事退院し、今は義母に助けてもらいながら産後を過ごしています。写真は、生後3日目の娘の足です。胎児時代の薄皮がひからびて抜け落ち、あかぎれ状態になっていますが、これも生後1週間を過ぎた今では、かなりしっかりしています。おっぱい飲んで、ねんねして、ほげほげ言って、うんちして……を繰り返しているだけですが、その裏で、新生児は、胎児という「宇宙人」から、人間の赤ちゃんに変身していくのです。そのサマは、本当に面白いものです。原始的な表情しか持たない彼女ですが、その脈絡のない変化を眺めていると、ついつい「お前は面白いなぁ」と声をかけてしまい、あっという間に時間が過ぎます。調子に乗って、授乳待ちでほげほげしている娘に、『おっぱい!おっぱい!』と歌い出す始末(^^;。そうしたら、「2ちゃんねる」の育児板では、お母さん方の幸せの叫びも『おっぱい!おっぱい!』なんですね。ちょっと安心(おい)。
新米父親の三大育児といえば、「おむつ替え・沐浴・ほ乳瓶でのミルク与え」ですが、今夜は自力でのおむつ替えに成功しました。沐浴は、まだカミさんがうまい方法を見つける前なので、それを伝授してもらい次第替わって行けたらいいなと思います。最後のほ乳瓶ですが……まだ使っていません。(電子レンジで)いつでも蒸気滅菌できるように洗ってはありますが、(おかげさまで)母乳が良く出ているせいか、カミさんがまだ試す気になりません。彼女に何かあった時には、嫌でも頼らないといけない道具ですから、早いうちに慣れておきたいもんです。
そんなこんなで、出産と生後1週間の観察で、この連休は終わり。いい連休でした。