あえるたらこにたっぷりあえる……のに
題名はこの記事からもらってきました。……いいですよね。記事中に、どうも「はてなダイアリーキーワード」の解説文から上手にもってきたと思えるくだりがありますからね。これで、「ユ」の字が大きければ完璧だったのに……。
というわけで、あの「たらこ・たらこ・たらこ」が、未公開部分を加えてCD化されることが決まったのです。(→初回限定版/通常版)なのに、この記事の大分類は「一般記事」ではなく「ハロプロ」の方です。
「はてなダイアリーキーワード」のおかげで、難なく紹介記事にたどり着きます。読んでいくと、ターゲットの違いを強く感じますね。ぼくのようなアイドルファン崩れのオッサンはメインじゃないはずです、きっと。その証拠に、「合唱篇」で涙ぐむたらこキユーピーちゃんの声のヌシに触れる記事が一つもありません。(ここでピンと来た方は、たぶん正解です。なぜこの記事を「ハロプロ」に振ったのかも、お気付きかと思います。)
正直、今がピークなのかなぁ、と思います。これまで、細く長く、好きな人だけで愛で倒してきた「たらこキユーピー」ですが、今回のCD発売で一気に定番化し、良くも悪くも「お約束」になってしまうでしょう。そうなると、そのまま燃え尽きてしまうか、あるいは(ハロプロでもおなじみの)悪循環が待っています。何か動きがあると、その路線を嫌うファンが去っていく一方、これまでの熱さが災いして新しいファンは入ってこられない、と。ハロプロを起点にして、アイドルファンの日記を巡回してみると、たらキユーの声のヌシ・増山さんが身を投じた「秋葉原48劇場」も、初期の熱狂を支えたファンの方は、そうした岐路に立っているように見えます。さすがに、ぼくは今さら「AKB48」ということはないので、これはあくまで外から眺めた時の感想に過ぎません。それでも、何だか、4年前〜3年前のハロプロ系テキストサイトを見ているような気になるのです。
本当なら、燃え尽きて欲しくありません。が、その覚悟をもって、たらこキユーピーちゃんを抱っこしなきゃならない……そんなさびしい予感がしています。たっぷりあえるはずなのに。