思い込み
近況報告。
カミさんの容体……って、「容体」と書くと、まるで病人扱いですね。本人は、病人じゃないつもりでいました。そして、「産科は混んでいて、予約外は初診か急病でない限り取り合ってもらえないくらい忙しいはず。だから我慢する」と言って、へばり続けていました。「先生に診せたところで、つわりは軽くならないんだし……」とも。
10月3日水曜日。待ちに待った産科の予約日。カミさんが診察を受けたときの様子を書き起こすと……まず、看護師の問診で「脱水だね……点滴を打てば治るよ。時間はかかるけど。」と言われ、さらに医師からも「尿が異常に濃い。間違いなく脱水症状。つわりがひどいのも、脱水症状を併発しているから。点滴を受けてから帰りなさい。」と言われたそうな。本人の思い込みは、全部見事に外れました。病人だよ、お前。しかも、すぐ治る病気。思い込みは、がんばる力を生むときもありますが、それが裏目に出ることもあります。
結局カミさんは、2時間ほどかけて、水分補給の点滴を受けてきました。仕事から帰ったら、カミさんはそこそこ元気になっていました。むかつきや吐き気のうち、脱水症状から来る部分がかなりあって、本来のつわりとは違う部分で苦しんでいたようです。今回の原因は、まさに初産ゆえの思い込み。それが解けたご褒美は、非常に大きいものがあります。
その後、カミさんは、(相変わらず食は細いし吐きもしますが)会話する気力が戻り、精神的には病人状態から脱出できたようです。冷蔵庫には、100%グレープフルーツジュースが。むかつきがとれて、「あれなら飲めるかも」と考える余裕が出来たみたいです。吐いた分以上に飲まないと、また脱水で症状が重くなります。が、それを避けるには、吐かずに飲める飲み物を探さないといけません。「水分用の点滴なら看護師だけでもできるから、予約に関係なく、夜でもいいから電話しなさい」とも言ってもらえたとのこと。こちらとしても心強いです。
で、現在妊娠10週。体長3cm。エコーに手足の原形が写っていました。手のひらはまだ水かき状なのでしょう。撮影中、ばたばた動いていたそうな。母親はへばっていますが、店子はすごぶる元気。へばりがいがあることでしょう。カミさんの元気の理由は、脱水から抜け出せたことだけでなく、店子の元気っぷりに安心したことも大きいのかも知れません。
こちらも、(半ば楽しみながら)色々やっています。復活自炊はもうじき1か月になります。ペーパードライバー講習は、5時間乗ったところでとりあえずおしまい。先週は、一人で駐車場を出て、公道ソロデビューを果たしました。(といっても、近所をぐるぐる周回しただけ)続いて今日は、国道ソロデビューを果たしました。(国道といっても、421号員弁街道ですから、まだまだローカルです。)明日は、鉄分補給のため、なんちゃって独身旅行に出かけます。